日吉ダムのインフォギャラリーとビジターセンターではダムについての知識を深めることができます。ダムを含む全体景観に対するコンセプト形成、デザイン立案・ディテール設計を手掛けたのは建築家・團紀彦氏。景観に馴染んだ一体感のある建物は必見です。
日吉ダムは平成5年に“地域に開かれたダム第1号”として指定され、淀川・桂川流域の治水と京阪神への利水を兼ね備えた多目的ダムとして平成10年3月に完成しました。ダム湖(天若湖)の貯水容量は6,600万立方メートル。といっても余りにも大きな数字なのでピンと来ませんが、例えるとその広さは甲子園球場70倍、水量は東京ドーム53杯分の水を貯える巨大な人造湖です。
湖にはコイ、フナ、ワカサギ、ウナギ、ニジマスなどの淡水魚が放流され、スポーツフィシングを中心とした数多くの釣り人が訪れます。また、平成30年にオープンしたダム博物館治水館を併設するインフォギャラリー(堤体内部の見学)や湖畔にあるビジターセンター(日吉ダム防災資料館)でダムの仕組みなどが詳しく説明されています。
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